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課題を明確にする
昨日は営業関連とはちょっと毛色の違う社長からのご相談。
詳細は書けないですが、彼にも色々と悩みがありました。
簡単に言うと、今後どうすれば良いかアドバイスが欲しいとのこと。
といっても私は業界も違うし、経営コンサルが本業でもないので、経営面のアドバイスなんてのは無理。
ただ現在の課題の本質を明確にし、社長がやるべきことを整理して道筋を示すことまでサポートできます。
時間をかけて引き出す
みっちり一時間、心の奥底まで突っ込みまくりました。
強制的に一時間頭をフル回転で働かせ、しゃべり続けさせた感じ。
彼は今までこういったヒアリングを受けたことは無いらしく、最後の方はかなりお疲れな感じ。
ただこのヒアリングを行ったことで、社長が心の奥底で感じていること、本当にやるべきと考えていることは、相当明確になりました。
答えはすでにある
こういったヒアリングは今まで数えきれないくらいやってきましたが、答えや考えはすでに心の中や深層心理の次元で決まっていたり、明確になっているケースが大半。
ただ自分一人では、心の奥底でガッチリと錠前が締まっている箱を開けることができません。
つまり私が教えている心理トリガーメソッドとは、紛失してしまった深層心理ボックスの錠前を開ける鍵屋さんみたいなもの。
一つ一つ色んなカギを穴に入れ、具合を見ながら錠前が外れる鍵を探す。
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深層心理の引き出し方
本音は人には言わない
深層心理や本音を引き出すって聞くと、メンタリストDAIGOさんなんかを思い出すかもしれません。
しかし実際はそんな大それたことでは無いし、人が驚くような魔法のテクニックなんかでありません。
要は質問を色んな切り口から行い、整合性が取れなかったり理由が不明瞭な個所を探し出す。
人間は本音を簡単には人前に晒しません。だから無意識のうちにガードします。
もしくは自分にとって当たり前過ぎるため、あえて口に出して言いません。
それこそが先ほど書いた「錠前がかかった深層心理ボックス」なんです。
整合性が取れないポイント
そして心の中の本音を無意識に隠そうとするあまり、結局は整合性が取れなかったり、理由が不明瞭な形となって表に出てきます。
つまり整合性が取れなかったり、理由が不明瞭になるポイントとは深層心理的に表に出したくない部分ということ。
そのためその周辺を突くと、必ず本音や本当の気持ちが見えてきます。
これがお客さんのニーズであったり、抱える課題の本質の部分というわけです。
ということでこの社長さんにも散々突っ込んだ結果、やはり既に自分の中で気持ちや考えはきちんとありました。
それを引き出し、明確に整理してあげた結果、ちょっと自信がついた感じで初回は終了。
という感じで、私も引き寄せの結果が徐々に出てきてるんで、さらに頑張らないかんですね。
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